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大谷石の歴史は、今から1,000年以上前の西暦800年頃に、国分寺建設の際の基礎(石垣・土止め・土台石等)として使用された事に始まります。
そして、大谷石は、明治時代中期頃より関東周辺の建築用石材として、栃木県大谷町で本格的な採石が始まりました。
大正11年には、大谷石を用いた旧帝国ホテルが、アメリカの建築家“フランク・ロイド・ライト”氏の設計により建設されました。
この旧帝国ホテルは、後の関東大震災の被害を免れた為に、大谷石の耐性が広く知られる事となり、その後高級住宅用資材として普及しました。
現在、大谷石は、関東を中心に、東海や東北地方の住宅の外構えの石材として、約35万件の石塀・石垣・門柱等に用いられています。
その多くは、昭和初期から昭和50年代にかけて建設されたものです。 |
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